英語の学び直し

英語学習

このページでは、英語をもう一度一から学び直したいと思っている方が1年で英検3級取得するための勉強方法を細かく紹介していきます。

本気で英語をしっかり学びたい方はぜひチャレンジしてみてください。

Maaarinです。現在、都内で幼稚園生から中学生までの英語教室を個人で営んでおります。

中学生時代から英語以外の他教科があまりにもできなさすぎて英語一本に絞った人生。専門学校の頃にオーストラリアに2ヶ月の短期留学をし、その後、編入した大学で中学高校の教員二種免許を取得。英検準一級と小学校英語指導者資格(J-Shine)を取得し、5年間民間のインターナショナルプリスクールでのバイリンガル講師を経て現在に至ります。

英語のエキスパートとまではいきませんが、英語ならなんとか教えられます。何事も努力は必要ですが、英語はやればどんどん上達していきます。大人が最短で英語を着実に身につける方法をできるだけ細かくお伝えできればと思っています。よかったらぜひ参考にしてみてください。

英語勉強、何から始めればいい?

中学生以上の方が英語をちゃんと学びたいと思ったら、まず初めにすることは何よりも文法を1から学び直すことです。

(ちなみに、英語力が現段階で英検2級レベル以上ある方は文法はできているので、ここはスキップしてOKです!今回は初心者レベルの方に向けた最初の勉強方法をお伝えしておりますので、ご自身のレベルに合わせてお読みください。)

文法か、、、それができないんだよ!と思ってしまうかもしれませんが、文法がわからなければ、話せるようにはなりません!

なんとなく、ニュアンスで話したいだけならフレーズだけを覚えればいいですが、海外で困った時にニュアンス英語だけだと、自分の言いたいことが伝わらなくて苦しい思いをしたり、日本で外国人にヘルプを求められてもうまく助けられなくて悔しい思いをしたりしてしまいます。

伝わる英語を身につけるためには文法は欠かせません。ぜひ重い腰を上げて文法から始めていきましょう。大丈夫です。難しい文法はやる必要はありません!中学で習った内容で基本的な英文法は全て網羅できます。一つずつクリアしていくことでできる実感が湧いてきますよ。

そして、英語を頑張ろうと意を決したみなさん。今この瞬間に1年後の英検の日程を確認し、申し込みスタートの日をカレンダーに記入してください。頑張ろうと思ったこの日をちゃんと形にしましょう。

これで英語学習スタートの準備ができました。では勉強を始めていきましょう。

おすすめの文法書

文法書はいろいろな種類のものが本当にたくさんあり、何を選んでいいのか迷ってしまいますね。もちろんご自身のあった文法書を購入すればいいと思いますが、私のおすすめの本を紹介します。

このシリーズはわかりやすく、問題も解きやすいです。まずはこれで基本的な文法項目を一つずつおさらいしましょう。改めて学び直してみると、「あ、そういうことだったのか。」と新たな発見があり面白いと思いますよ。しかし、これ一冊だけだと、定着までには不十分です。なので、この本プラスもう一冊ドリルのようなものがあればバッチリ。

定着はこちらのドリルがおすすめです。先ほどのぐーんっとやさしくシリーズからやり、該当ページをこの本で補っていくような形でやるといいと思います。(本によって進み方が異なるので)

こんな感じです。↓

  • ぐーんっとやさしく《1章 Be動詞の文》
  • 準拠ドリル    《第1章 ①〜④》
  • ぐーんっとやさしく 《2章 一般動詞の文》
  • 準拠ドリル    《第2章 ⑤》
  • ぐーんっとやさしく《3章 単数・複数》
  • 準拠ドリル    《第5章 ⑩ 名詞の複数形》

3か月でこのセットを解き終えるくらいのペースでいきましょう。このセットを中1〜中3まで一気に頑張ってください!単純計算で9か月で文法をマスターします。

文法書を解き終えたら

中1〜中3までの文法書を解き終えたら、次にすることは実力試しです。英検3級にチャレンジしましょう!英検3級は中学3年生までの文法項目が出題されるのでレベルはぴったりです。少しずつ自分の実力を上げていきたければ英検は本当におすすめです。合格すれば自信と英語学習のモチベーションにつながります。

英検の勉強方法は単語勉強と過去問。

単語帳はこちらがおすすめです。

やり方の例(半年で単語帳マスターするやり方)

  1. 1日目1〜20までの単語を覚える
  2. 2日目1〜20までの単語を復習
  3. 3日目1〜20までの単語テスト
  4. 21〜40までの単語を覚える。
  5. 21〜40までの単語の復習。
  6. 21〜40までの単語テスト。
  7. 1200まで繰り返し

これで完璧です。毎日やれば半年で終わります。単語帳は1日15分〜30分くらいでやりましょう。20単語ずつだと大変という方は一日10問ずつなどにして、ご自身のできる範囲で取り組んでみてください。無理なく続けることが大切です。

上の例のペースで20単語毎日続ければ1200単語3か月で終わります。

同時並行でやることが過去問です。問題集など参考書はいろいろありますが、時間をかけて文法を学んできたので自信を持って、過去問に取り組んで大丈夫です。

英検の公式サイトで過去問3回分が掲載されてありますので、まずはそちらをダウンロードするといいと思います。

英検3級過去問

過去問は一日30分を目安に取り組んでみてください。

1日1ページずつがちょうどいいと思います。毎日やれば10日前後で過去問一回分できます。

やり方は、一度自力で解いてみて、答え合わせをするときに単語の意味と文全体の意味を一緒に確認するやり方がいいと思います。

3回分の過去問を一つずつ細かく解いてみたら、もう一度同じ過去問を繰り返してやります。前回解いた時よりもわかる実感が湧いてくるはずです。

約3か月ほどかけてこの練習をしてみてください。

それができれば英検3級の一次試験の準備はバッチリ!ぜひ自信を持って受験してください!

できれば英語の勉強を始めてから1年以内に英検を受けてくださいね!スピード大事です。黙々と勉強を進めるだけではなかなかモチベーションも続かないですし。途中で挫折しないためにも、英語を勉強し始めたらなら1年以内に受験チャレンジしてください。

ちなみに、3級合格したら、今度はそのまま準2級、2級まで受けることを強くお勧めします。2級合格したら、あとはひたすらスピーキングの練習をするのみです。そのあたりはまた別で細かく書いていきますのでそちらを参考にしてみてください。

まずは3級。千里の道も一歩からですね。少しずつ。

まとめ

最初に書いた通り、まずは文法項目を確認していくことが一番です。文法なしでは話せるようにはなかなかなりませんので、頑張ってください。

そして、英検は英語学習初心者の方にもピッタリな試験なので、自分の実力が今どのあたりなのかを知るためや、英語ができるようになってきているという自分のモチベーションアップのためにとてもおすすめです。

私が英語ができるようになってよかったなと思うことの一つは、母語ではい言語で自分の気持ちを表現できるようになり、それが自分の気持ちの整理をするときにすごく役立つようになったことです。もともと自分の気持ちを表現することや、言葉にすることがあまり得意ではない私にとって、別の言語(英語の言語的な特徴もあるかもしれませんが)を通すことですんなりできるようになったことは今の自分の救いになっています。

なので、自分の新しい一面を知るためにも英語を習得することは本当におすすめです。もちろん簡単な道ではないですが、できるようになります。私もまだまだ勉強途中です。一緒に頑張りましょう。

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